高齢者のスポーツ・健康づくり地域活動等推進組織づくり事業
≪自主企画事業の実施≫
○自主企画事業とは…
令和2度版高齢社会白書によると、令和元年10月1日現在の日本の総人口は1億2,617万人であり、そのうち28.4%の3,589万人が65歳以上の高齢者です。今後は総人口が減少する一方で、高齢者人口は増加すると推計されています。
このように高齢社会が進む中、北海道社会福祉協議会では高齢者が住み慣れた地域で自立した生活を送ることができる社会をつくるため、様々な活動を行っています。
「自主企画事業」は、生きがいや健康づくりに関する活動を高齢者が主体となって行うための支援をするものです。
具体的には、各地域の高齢者自主活動グループ等が自ら企画し運営する生きがいや健康づくりに関する事業に対して経費の一部を助成し、高齢者の方々の自主的な取り組みを推進し、明るい長寿社会の形成を促進することを目的としています。
本事業は前述のような活動を行う団体の立ち上げ2年間を支援する事業で、平成17年度から取り組んでおり、令和元〜2年度が8回目の公募となり9つの団体に立上げ助成致しました。
しかし、ご承知のようにコロナ禍であり、自主的で自由な活動が行われたのは、令和元年度が中心となり、それに応じて本会が参集し、第三者的に自主企画事業を審議する「自主企画事業審議委員会」の委員がそれぞれの助成団体を実際に視察し、レポート結果を報告書に取り纏めしていますが、令和元〜2年度は今回ご紹介する団体に留まる形となりました。
微力ではありますが、各地域で活動されているシニアの方々や、地域活動に興味を持っておられる方々、地域活動に携わる関係者のヒントとなれば幸いです。
最後になりましたが、本事業実施に当たり、多大なお力添えをいただきました自主企画事業審議委員会委員、並びに各関係機関の皆様に心からお礼を申し上げます。
〇実施要綱(R1〜2年度用です)
〇自主企画事業助成団体一覧