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高齢者のスポーツ・健康づくり地域活動等推進組織づくり事業

≪自主企画事業の実施≫
自主企画事業の活動紹介と視察レポート
レポート@ スマイルサークル
○事業名  地域福祉活動
○視察時間 令和2年1月30日(木)
○活動場所 札幌市
○視察員  自主企画事業審議委員会委員 樋口郁子


1.事業計画との対比
 令和元年、札幌市内の体操教室に集まった仲間が、教室終了後、健康増進のために活動を継続することになり、スマイルサークルを結成しました。健康第一をモットーとし、地域における高齢者が、生き生きと若々しく、活動的な生活を送るために、体操を中心とした活動を行っています。
頭も身体も元気に、生きがいづくりに向けて取り組んでいます。
 視察した日は定例会で、参加者は8名(男性3名、女性5名)でした。
 会員の皆さんは今回の助成で、Tシャツとスニーカーを揃え、ユニフォームとして着用していました。とてもよくお似合いです。
 代表の筒井さんの進行で、脳トレゲームから始まりました。スマイルサークルでは予め次回の脳トレ問題を全員に配り、各自、家で考えてくるようにしています。
 この日は、「12文字リング」、「シークワーズ」、「間違い漢字探し」の答え合わせをしました。会員が作った問題もあるそうで、皆さんにとっては、問題を考えるのも、答えを考えるのも、脳トレになっていました。
 次回の問題を読んだ会員からはすぐに、「ヒントは?」という声も出て、皆さんが考え始めます。『今から答え合わせが楽しみ!』という雰囲気で盛り上がりました。
 頭の体操のあとは、サッポロスマイルの曲に合わせて、全員で体を動かしていきます。歌を歌いながら、ストレッチ、筋トレ、脳トレ、そして口腔体操を行いました。
 ゆっくりとした進行で、全身をほぐしていきます。皆さんが終始笑顔で、それぞれのペースで楽しく運動していたのが印象的でした。
 スマイルサークルは男女仲良く、和気あいあいと活動しており、計画通りに順調に進んでいました。

2 地域での広がり
 会場の広さを考えると、現在の会員数がちょうどよいそうです。しかし、もっと地域に広がるようにと回覧版を使って、周知も行っています。ある程度の定員は設けていますが、欠員が出ることも想定し、会員を増やすことを考えています。

3 課題や展望
@会場の確保
 今は会場を無料で使用させていただいています。近隣の会場費は高いので、会場費を抑えつつ、活動場所を増やして継続する方法を検討していきます。
A活動費
 外部講師への支払いや飲食等、助成が使える内容には条件がありますが、自主運営では会員の積立を上手に使いながら室内外の活動を行っていきたいと考えています。

4 参加者又は会員の声
○会のメンバーに恵まれて、和気あいあいと進んでいて順調です。続けてきてよかったです。助成 を有意義に使わせてもらっています。
○他にもいろいろなことをやっているので忙しいのですが、続けているうちに楽しくなりました。 できる限り続けていきたいです。
○仲間とお話して、笑って…毎回楽しみに来ています。これからも続けたいです。
○足腰痛くて続けられるかどうか不安だったのですが、木曜日が楽しみになりました。
○今まで運動をしたことがなかったので、始めは翌日筋肉痛でした。でも続けていくうちに身体が 楽になりました。仲間が楽しい人ばかりで恵まれています。
○以前は仕事をしていましたが、辞めてからずっと自宅にいたら自分が変になってしまいました。 自宅から歩いて行ける場所がいいですね。
○毎回楽しく参加しています。楽しいから続けられています。

 このような声が聞かれました。
 会員の皆さんが笑顔で、楽しく参加されている様子が伺えました。今後、少しずつ仲間を増やしながら、活動を継続していただきたいと思います。皆さんの益々の活躍を期待いたします。

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